能登蓬団子

-Noto Yomogi Dango-

能登産のブランド米を田舎らしい蓬(よもぎ)団子に。

やわらかく、ほどよい粘りが特徴のお米、『ゆめみづほ』。石川県のブランド米でありながら、その多くが県内で消費されてしまうために、県外ではあまり見かけることがない幻のお米です。その『ゆめみづほ』を、胴搗き粉砕製法で熱を与えずに粉砕、風味を損なうことなくお餅に仕上げました。よもぎは国産品をたっぷり使用し、田舎らしい濃いよもぎの味を表現しています。さらに餡は十勝小豆。よもぎの味わいをより感じられるようにさっぱりと仕上げました。

よもぎを入れたお餅を「草餅」などと呼びますが、元々は春の七草のひとつ、母子草(ははこぐさ)が使われていました。平安時代に中国から伝わってきた草餅は、疫病よけなどの意味で3月3日の節句には欠かせないものでした。その後、香りや味わいが日本人の好みにより合うよもぎに変わっていきました。また、団子の歴史は古く、その原型は材料にドングリなどを使っていた縄文時代までさかのぼることができます。その後、奈良時代に遣唐使によって団喜(だんき)というものが持ち込まれました。これは米の粉を丸めて作られ、今の団子と違い、保存食として用いられていたのです。室町時代になると串にさす団子も作られ、この頃は串に5つさすのが一般的でした。やがて江戸時代になると神社などで祭りの日に厄除けとして団子が売り出され、全国に広まっていきました。この頃色々な種類の団子が各地で生まれていったようです。