能登塩おはぎ

-Noto Yomogi Dango-

餅米にもあんこにも塩気を効かせた、
一味違ったおはぎ

能登産の餅米を100%使用し、ふっくらとした食感に仕上げるために、蜜をゆっくりと吸わせました。使用している餅米は能登産の「新大正糯」・「石川糯24号」です。どちらも能登で大切に育てられた餅米で、収穫時期によって2種類の餅米を使い分けています。餅米にあんこにも塩気を効かせ、一味違った味わいになっています。一口目には小豆の風味が広がり、そのあとにまろやかな塩気が広がります。塩は、手間暇かけて作られた希少性の高い舳倉島の天然塩を使用しています。

粒餡の小豆の皮が、萩の花が咲き乱れている様子に似ていることから「萩の餅」と呼ばれるようになり、室町時代に「おはぎ」と呼ばれるようになりました。その後、江戸時代には、お彼岸や四十九日忌明けに供えて食べるようになりましたが、これは古くから小豆の赤い色が邪気を祓う色とされていたことに由来しています。おはぎは別名「ぼたもち」とも呼ばれますが、そもそも春に咲く牡丹の花に見立てて春彼岸に食べるのが「牡丹餅(ぼたもち)」で、秋に咲く萩の花に見立てて秋彼岸に食べるのが「御萩(おはぎ)」と呼ばれていました。異なる呼び名になった理由は、収穫されたばかりで、まだ皮がやわらかい秋には粒あんで作られ「おはぎ」に。冬を越して皮の硬くなった春にはこしあんで「ぼたもち」にして食べる、という昔の人の知恵からだったのです。